今度の光映舎アストロカメラは、マルチシステム・アストロカメラ!

好評発売中



マルチシステム・アストロカメラとは、光映舎が今までに製作した数多くのノ ウハウを生かし、アストロカメラとしての必要条件をすべて取りそろえた画期的 なシステム・アストロカメラです。
その条件として、まず撮影サイズは6×7、6×9、6×12(準パノラマ)及び4×5 (インチ)まで、フィルムホルダーを交換することにより撮影できるというシステム、こ れは光映舎ではアストロカメラ製作時より一貫して行っていました。そしてまた 、それに撮影光学系を出来るだけ多く使用できることを目的に、下の図のようにカメラ本体と光学系の接続する部分を、今まで のノウハウを生かした方法で確実に固定することで完成させました。またこれは フィルムホルダーを回転させ、任意の位置で簡単かつ確実に固定出来るというこ とを概念に設計しました。


上の図はマルチシステム・アストロカメラの接続部分の断面図です。カメラ本 体AとマウントCの接続方法を示します。カメラ本体AとマウントCは、押さえ リングBにより完全に固定されます。つまりカメラ本体Aの@の中に、マウント CのAが入り、Dのオネジに押さえリングBのEをネジ込んでいきますと、BC 、FGの各面が押されて、カメラ側とマウント側が完全に固定されます。また、 押さえリングを緩めてカメラ本体を回転することが出来ますので、フィルムホル ダーを任意の位置にすることも簡単かつ確実に出来ます。
カメラ本体A側の特徴:光映舎ではアストロカメラ発表当時から一貫して撮影 サイズの各フィルムホルダーを使用できる方式にしています。目的に応じて6×7 、6×9、6×12(p)、4×5(インチ)と使い分けることが可能なシステムに なっています。よって、アストロカメラ6×7(6×9)でご注文頂いても、後から4 ×5にて撮影することも可能ですし、またその逆も可能ということになります 。また、正確なピント調整が必要な天体撮影のためにピントアダプター、目的の対象物を確認するための対象確認アダプター等、撮影に必要な製品は取りそろえていますのできっと満足がいただけるもの と思います。カメラ本体の筒内径は、126oと大きくし、内面反射や光の回り込み等によるコントラストの悪化を防止して います。加えて内面には静電植毛を施す等細かな面にも配慮しています。また、今までにご要望の多かった乾燥空気吸排気用ニップルを新たに設けました。また、アクセサリーシュー(オプション)も取り付けできます。三脚座も2カ所取り付けできます。
マウントCの特徴:望遠鏡と接続するマウントCは、内径のケラレ等による周 辺減光が起こらないように、また接続部分が完全に固定できるように出来るだけ望遠鏡に近い部分(ドロチューブ、ヘリコイド等)のネジに接続しています。もちろんこの場合もレデューサー、フラットナー、リアコンバーター等はメーカーが指定している 位置に来るように配慮しています。ペンタックスSDPやボーグの場合も、今までは テーパーリングの部分から接続していましたが、構図を決める機構をカメラ本体 とマウント部に設けましたので、これらもテーパーリングを使用しないでペンタックスSDPのドロチューブ、ボーグの中判ヘリコイドのネジの部分より 接続する設計にしました。ペンタックス67マウント用は、ペンタックス67ボディの 特徴である内爪・外爪両方使用できるダブルバヨネットマウントを採用しています。これによりペンタックス67のレンズとペンタックス67のボ ディが使用できる望遠鏡に全て使用することが可能です。また、今回新たに製作 したアストロカメラ新登場のウクライナ製レンズ30oF3.5fisheye用マルチシステム・アストロカメラも製作しました。これは4×5フィルム使用で約80ミリの円形写真が撮影されま す。また、この製作により、ペンタックス67、マミヤ6×7や35oカメラレンズの 特にfisheyeレンズ使用の円形写真のレンズシャッター付を製作していますが、 このレンズ用もレンズシャッター付(専用カメラでマルチシステムには出来ませ ん)を計画しています。
また、マウントCの中には100oのフィルターを入れることが出来ます。
カメラ本体のフランジバックは63.5oですので、バックフォーカス(フランジバック)が約75o以 上あれば製作が基本的に可能です。当店の今までに製作した図面をもとにこれか ら数多くのマルチシステム・アストロカメラを完成させていきたいと思いますのでご期待下さい。
※フランジバックが75o以下のレンズの場合には、マルチシステム・アストロカメラS(6×7・6×9)をご検討下さい。

マルチシステム・アストロカメラL用フィルターサイズ変換リング100-82完成

下の写真をクイックして下さい。該当項目にリンクします。
光学系と接続したカメラの写真のみ掲載しています。その他の種類については マルチシステム・アストロカメラ一覧表等で確認して下さい。
 ペンタックス67マウント用

 ボーグ125F2.8EDマウント用

 ボーグ中判ヘリコイド用(125F2.8ED以外)

 ペンタックス105SDHF、125SDHF、100SDUF等

 ウクライナ製6×6カメラ用30oF3.5fisheyeレンズ用

 タカハシFSQ-106、FS-152用

 月、太陽の拡大撮影用


上記のマルチシステム・アストロカメラは、前項に説明したように、各サイズ のフィルムホルダーの取付部分は共通の国際規格品を使用していますので、いろいろなサイズ、メーカーのフィルムホルダーを使 用することが出来ます。アストロカメラ6×7、6×9、4×5の表記は、ご注文頂 いた時の撮影サイズを表しています。よってアストロカメラ6×7、6×9であって も後から4×5で撮影することも可能ということになります。アストロカメラ6×7 または6×9には、おのおの吸引フィルムホルダー6×7または6×9が標準で付属し ますが、アストロカメラ4×5には、フィルムホルダーは1枚でない場合が多いの で吸引フィルムホルダーはオプションにしています。ピントガラス枠(商品名) にフィルムホルダーを挟み込み固定しますのでピントガラス枠は付属しています 。
オプションは、吸引フィルムホルダー4×5¥9,500、ロンキー法ピントアダプ ター¥19,000、スリガラス法ピントアダプター¥16,000、対象確認アダプター¥11,000 、吸引用DCポンプ¥6,500等撮影に必要な製品は数多く取りそろえていますので きっと満足が頂けるものと思います。
マルチシステム・アストロカメラは、現在はマルチシステム・アストロカメラ一覧表のように大多数完成していま す。これは今後、光映舎で今までに製作したカメラのノウハウによりますます増 え続けることと思います。完成しましたらこのホームページ上でいち早くお知ら せしたいと思います。

マルチシステム・アストロカメラ一覧表へ
   上記一覧表は製作予定も追加しています。上をクイックして下さい。リンクし ます。


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